彦根仏壇事業協同組合Hikone Buddhist Altar Business Cooperative Association

  1. 彦根仏壇事業協同組合について
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品質管理について

「伝統的工芸品」と「組合合格壇」



彦根仏壇事業協同組合では品質維持のための厳格な基準を定めた検査制度を設けております。彦根仏壇検査委員会を設置して「伝統的工芸品」と「組合合格壇」の検査を実施し、合格品には焼印を押し検査合格書と証紙を交付しています。



伝統的工芸品 彦根仏壇

承認番号 R3- 321

彦根仏壇事業協同組合は経済産業大臣指定伝統的工芸品に産地指定されています。経済産業大臣指定伝統的工芸品とは、100年以上前から今日まで続いているわが国の伝統的な技法や技術で、伝統的に使われてきた指定材料を使い、主に伝統工芸士の手作りで作られたものとして、非常に厳格な基準が設定されています。まさに最高峰の仏壇にふさわしい品質であることを保証しています。
「伝統的工芸品 彦根仏壇」は特に厳しい伝統的工芸品検査基準に基づき検査を行い、その検査に合格した製品のみ焼印を押して合格書と証紙を交付しています。




伝統的工芸品 彦根仏壇の指定技術・技法
1.「木地」の構造は、「ほぞ組み」による組立式であること。
2.宮殿造りは、「桝組み」によること。
3.塗装は、精製漆の手塗りとし、「木目出し塗」にあっては、「ろいろ仕上げ」をすること。
4.「艶消押し」による金箔押しをすること。

伝統的工芸品 彦根仏壇の指定材料
1.木地は、ヒノキ、スギ、ケヤキ若しくはセン又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。
2.金具は、銅若しくは銅合金又はこれらと同等の材質を有する金属製とすること。
3.漆は、天然漆とすること。


組合合格壇


「伝統的工芸品 彦根仏壇」に準じる基準で製造された仏壇です。主だったところは経済産業大臣指定伝統的工芸品と同じ基準ですが、裏や脇などの目に触れにくいところや補強などの一部の技法や素材に現代の技術を取り入れてることを認めています。その技術にも厳しい基準を設けており品質として劣るものではありませんが、全て伝統的な技法で製造しなければ伝統的工芸品とは認定できないため、当組合独自に彦根地域とその周辺で製造された高品質の仏壇として基準を設けています。彦根仏壇事業協同組合が推奨する、安心してご購入いただける品質であることを保証しています。
「組合合格壇」は伝統的工芸品に準じる基準に基づき検査を行い、その検査に合格した製品のみ焼印を押して検査合格書と産地証紙を交付しています。